思考の力

人間の思考の力は巨大なエネルギーを持っている。

物事を実現化し、現実化する力だ。

 

お釈迦さんは、色即是空、空即是色と言った。

色を物質、空をエネルギーとするとわかりやすい。

つまり物質=エネルギーと言っているのが、

この般若心経の有名な言葉である。

 

 

これを、アインシュタインはE=MC2と表現した。

Eはエネルギー、Mは質量、そしてCは光速だ。

この公式から、原子力エネルギーの開発が始まる。

 

この原子力を人間が扱うには、まだまだ人間の意識の

レベルが低すぎる。

 

原子力とは、太陽そのものである。

太陽は、誰がつくったのか?

それは、大いなる存在だ。それを人は神とか仏とか言う。

つまり天地創造を司る万能の神の領域に、

人間が踏み込んだのだ。

 

ギリシャ神話にこんな話がある。

プロメテウスが人類に火の使い方を教えた。

それを知った全知全能の神、ゼウスが怒り狂ったと言う話だ。

現在の天変地異はそれを物語っているようだ。

 

遺伝子組み換えやiPS細胞やES細胞などの

「万能細胞」の世界も全く同じである。

本来犯してはならない神の領域だ。

そこに踏み込むには、高度な精神性が求められる。

 

しかしもうその領域に踏み込んでしまった事実は変えられない。

これからはどれだけ人々の心が進化するかである。

破壊に使うか、創造に使うか、全て人々の意思によっている。

 

大自然に存在するもの以外のものは、

全て人々の思考のエネルギーによって生み出されたものである。

 

高層ビル、スマホ、パソコン、車、電車、飛行機・・・

ありとあらゆるものが、人々の思考から生まれた。

 

このくらい頭の中にあることを、形あるものとして

具現化することができるのが、思考のエネルギーである。

 

だからこそ、平和のため、創造のためだけに、

思考のエネルギーを使おう。

[わくわく成功講座 No.279]

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コメント: 1
  • #1

    三文字(i e π)寄れば文殊のヒフミヨ (土曜日, 20 1月 2024 14:39)

    ≪…人々の思考のエネルギーによって生み出されたもの…≫を、数の言葉ヒフミヨ(1234)が、平面からの送りモノとして眺めると、数の言葉の世界が[普遍語]になっているのに気付く・・・

     この物語の淵源は、絵本の力で・・・

     こんとん みどりのトカゲとあかいながしかく サンカクさん シカクさん マンマルさん 
     すうがくでせかいをみるの もろはのつるぎ ・・・・