感情のコントロールが人生を支配する。
つまり「気分が乗る、乗らない」と言うことがとても重要だ。
何かを成し遂げるには、気分が乗らないとままならない。
気分が乗ると集中力がものすごく発揮され、能力もどんどん開花される。
集中している時は、時の経過を忘れる。
まさに没頭と言う字がその時の状況をうまく言い当てている。
集中し熱中している状態のことを英語でenthusiasmと言う。
日本語では情熱とも訳されている。
thusiasmとは、ゼウス=神を意味し、enは入ると言う意味だ。
つまり没頭している時は、神が入って来る、
すなわち神がかりになることを表現している。
人の能力の差っていったい何だろうと思う。
もちろん生まれ持った天賦の才能と言うのもあるだろう。
しかしそれが開花するかどうかは、何かに熱中し、
われを忘れて、そのことに時間を費やしたかによって決まってくる。
全ての人に天才と呼ばれる才能が眠っているのではないかというような気がする。
ただ何かに没頭できることを見つけることができないか、
あるいは見つけることができても、途中で雑念が湧き、
気分が乗らない状態を自分でつくってしまっている。
好きなことを見つけ、それに没頭できる時、この上ない幸福感を感じる。
さらにそれが形となり達成感と言う素晴らしい宝物も
合わせて得ることができるのである。
情熱的に生きるということは、そういうことに違いない。
[わくわく成功講座 No.271]
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