毎朝、近所の森で、ラジオ体操の後、気功と太極拳を行っている。
毎日、毎日行っていると、不思議な境地になってくる。
明らかに大地と天の氣を感じるのである。
とりわけ今の時期は、夜明け前である。
森の木々が大地の氣を吸い上げて一氣に森中にプラナ(命の元)を
一気にいるのがよくわかる。
その氣を感じて、鳥たちが歓喜の声を上げるのだろう、一斉に鳴く。
目に見える森は、やはり冬木立である。
見える現象としては一見木枯らしであるが、その木々には次に来る春に備えて、
パワーを蓄えているその活き活きとした活動のエネルギーを感じる。
人は、植物に育まれていることを実感する瞬間である。
日本の言葉、言霊は、直感的にいろんなことを教えてくれる。
一二三(ひふみ)と言えば、まさに
「ひ」は日(太陽、光)
「ふう」は風(空気)
「み」は水(みず)
を暗示している。
そしてひふみよいとくれば、「よ」とはあの世に帰る、つまり土に帰ることから、
土を暗示し、「い」とは井草の「い」であり、植物を表す。
つまり植物は、太陽と空気と水のみで、大地に根を張り、
いろんな恵み(命)を生み出す。
そしていろんな花や果実を私達に提供してくれる。
人は、食べ物を求めて環境を変えることができる。
動物はエサを探して歩き回るのと同じように移動しながら
あの手この手で生きる糧を確保する。
しかし植物は、どこへも移動できない。
どんなに雨が降ろうが風が吹こうがじっとそこにいて命を育んでいる。
そしてタンパク質、脂質、炭水化物など、
人間にとって3大栄養素と言われるものまで自ら生産する。
そのエネルギー効率を考えたら1対1どころではない。
まさに無から有を生み出しているのが植物だ。
その原材料となるのが、太陽であり、空気であり、
そして水であり、そして大地である。
そんなことを考えた時、植物だけでフリーエネルギーを生み出せると確信する。
[わくわく成功講座 No.219]
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